“賢い”だけじゃない!「スマートハウス」に求めるもの

 

「糸なし糸電話」「うそ発見器」「ほんやくコンニャク」など、科学技術が発展し、夢の世界の話だったドラえもんの秘密の道具が、いまや現実のものになっています。私たちが住む「家」についても同様で、人間の生活をより豊かにしてくれる賢い家「スマートハウス」の研究が進んでいます。

スマートハウスはどんなふうに賢いのでしょうか? たとえば、さまざまなモノとインターネットをつなげるIoT技術を使って

・家の鍵を忘れてしまっても、家が私たちの顔を認証して、鍵を開けてくれる

・残っている食材から、冷蔵庫が夕食の献立を提案してくれる

・家族が全員外出したら、家が照明や電化製品の電源を切り、窓やドアの施錠をしてくれる

・その日の気分に合わせて、ちょうどよい照明に調節をしてくれる

・飼っている熱帯魚に、毎日忘れずに餌をあげてくれる 

なんていうことも、スマートハウスでは実現できるのです。

また、スマートハウスは、電気・ガス・水道の使用量や電化製品の消費電力を自動的に最適化して、二酸化炭素の排出量を減らします。「賢い」だけでなく、環境に「優しい」家でもあるのです。

スマートハウス同士がつながってネットワークをつくり、家と地域社会コミュニケーションを取る未来を想像したことはあるでしょうか? たとえば、家が地震の揺れをいち早く検知し地域に防災情報を流してくれたり、一人暮らしのお年寄りの体調の異変を家が察知して近所の人や医療機関に知らせてくれたりしたら、私たちは安心して生活できますね。いま問題になっている、自宅療養中のコロナ患者が病状を急変させた場合の危険性にも対応できるかもしれません。

ブリタニカ・ジャパンは、経済産業省の「STEAMライブラリー」で、この「スマートハウス」をテーマにしたSTEAM教材を提供しています。

「スマートハウス」に関するさまざまな領域の技術や研究について掘り下げながら、それらを組み込むことで、家がどのように人間の生活の質を向上させることができるか、考えていきます。

これまで書いてきたような視点以外にも、

・建築資材として広く利用されるコンクリートを、その持続可能性や耐久性、環境保護などの観点から分析・評価し、改善の余地について考える 

自然災害の発生を想定し、避難所の安全性を確保するために取り入れるべき建物の構造を検討する 

といった専門的で具体的なアプローチも取り入れ、最後には実際に、地域社会に貢献できるスマートハウス製品を自分たちで提案する学習活動に導きます。

詳しくは、経済産業省「STEAMライブラリー」のサイトでコンテンツをご覧ください。


STEAMライブラリー – 未来の教室「スマートハウス」

より豊かで安全な生活を追究しようとするとき、私たちの身の回りにはまだまだ解決すべき課題があふれています。最も身近な「家」をテーマに、自分たちにどんなイノベーションが起こせるか、考えてみませんか? 


ブリタニカ・ジャパンは、2020年度『経済産業省「未来の教室STEAMライブラリー事業』事業者に採択されました。

STEAM×Britannica」はこちら https://www.britannica.co.jp/digital/steam/

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