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方位磁針はどうして南北を指すの? 小学校理科で学ぶクイズに答えられますか?

 

みなさんのなかには、登山が趣味という人もいらっしゃると思います。山に登るとき、必ず持っていくものの1つに方位磁針がありますよね。方位磁針は方角を測定する道具で、山のなかで道に迷ったときや、登山地図と照らして見ながら進む方向を決めるときに役立ちます。

ところで、この方位磁針、どうして針が南北を指すのか、そのしくみを正確に説明できますか?
実はこれ、小学校3年生の理科の教科書に掲載されている内容なのですが、どれだけの大人が正しく答えられるでしょう?

方位磁針の真ん中にある針は、磁石でできています。ここで、磁石の性質について、おさらいしましょう。磁石には以下のような特徴があります。

(1)を引きつける。
(2)磁石の両端が最も鉄を引きつける力が強い。
(3)磁石にはN極とS極の2つの極があり、どの磁石も必ず両方をもっている。
(4)磁石を自由に動けるようにすると、N極は北を向き、S極は南を向いて止まる。

(4)の性質を利用しているのが方位磁針です。さらに、磁石の極には、
・N極どうし、S極どうしは退け合う
・N極とS極は互いに引きつけ合う
という性質があります。
つまり、方位磁針の両方の先端は、強さの等しいN極とS極になっていて、N極はS極に引きつけられて北を指し、S極はN極に引きつけられて南を指しているのです。方位磁針の針の一方の先が赤く塗られていて、そちらが北を指すタイプのものをよく見ますね。

では、方位磁針の針のN極とS極は、どこに引きつけられてそれぞれ北と南を指しているのでしょう?

正解は、北極南極です!

実は、地球は全体が大きな磁石になっていて、北極の近くにS極があり、南極の近くにN 極があります。だから、方位磁針の針のN極は北をさし、針のS 極は南をさすのです。
(ちなみに、北極を表すthe North Pole、南極を表すthe South Pole という英単語から、北極にN極があって南極にS極がある、と勘違いしやすいので注意が必要です。)

小中学校の授業を支援するデジタル教材「ブリタニカ・スクールエディション」では、理科や社会で学習する言葉や内容をわかりやすく説明しています。「教科べんり事典」のコーナーでは、教科や学年ごとにメニューを分けているので、授業の振り返りなどに便利に使っていただけます。

小学校で学んだことの記憶は遥か彼方で、「そんなこと、自分が小学生の時に勉強したっけ?」と思うことや、「あのとき授業で習ったのはそういうことだったのか!」と大人になって知って初めて「腑に落ちる」ということは、意外と多いですよね。
お子さんの教科書を読み直してみたら、実は大人の私たちの方が楽しい発見があるかもしれません。


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ブリタニカ・スクールエディションは、小学校、中学校など教育機関で利用されているオンラインのデジタル教材です。